コーヒーや紅茶などカフェイン入り飲み物の摂取について
酵素ドリンクのパンフレットなどを見ると、「コーヒーや紅茶は控えるようにしてください。」といった注意書きを見かけます。
コーヒーや紅茶には、カフェインが含まれていて、覚醒作用があるので、眠気覚ましに利用されている方も多いと思いますが、なぜダイエット中に飲むのはよくないのかを調べてみました。
胃酸分泌促進による影響
カフェインには、胃酸分泌を促進する働きがあることから、空腹時に飲むと胃が刺激されて、胃痛を起こしたり、吐き気などを起こす可能性があります。
酵素ダイエット中は、胃の中は酵素ドリンクや水分のみなので、空腹時と同じような状態であることから、控えておいた方がよいということでしょうね。
ただそれだけじゃないんです。
ビタミンやミネラルを消耗させる
カフェインには、鉄分の吸収を阻害したり、亜鉛、カリウム、ビタミンやミネラルなどの栄養素を消耗させるという特徴があり、さらに体内の酵素の働きを弱めることから、せっかく栄養たっぷりの酵素ドリンクを飲んだとしても、しっかりと体内に吸収されない可能性があります。
体内に十分栄養が吸収されなければ、栄養不足までなるかどうかはわかりませんが、体に何らかの影響(疲れ、だるさなど)がでないとは限りません。
以上のことから、酵素ダイエット中はできるだけカフェインが入ったコーヒーや紅茶などは飲まないようにした方がよいでしょう。
どうしてもコーヒーを飲みたいなら、「カフェインが入っていないコーヒー」にしましょう。ただ商品を選ぶ際には、ノンカフェインで添加物は一切含んでいない国内産の商品を選ぶようにしてください。
ないとは思いますが、輸入品の場合、溶剤抽出法という薬品を使ってカフェインを抽出する方法を取られていることが多いようなので、もしかすると有機溶剤の残留があったりすると健康面を考えると心配なので。
酵素ダイエット中の緑茶も危険?!
もうひとつ注意したいのが、空腹時の緑茶です。
緑茶にはカフェイン以外に、苦味成分であるタンニンに消化吸収を阻害する作用があるみたいなので、緑茶を飲んだ後に、酵素ドリンクを飲んだとしても、酵素ドリンクに含まれている栄養が体に吸収されないかもしれません。
酵素ダイエットのやり方によってはOK?
カフェインには、胃酸分泌促進によって胃への消化を助けたり、交感神経を刺激させて、体脂肪の燃焼を促進させる働きがありますので、飲みすぎなければ、ダイエットに最適なんです。
ですので、酵素ダイエットでも48時間断食みたいな感じではなく、朝だけ、夜だけのように1食のみを酵素ドリンクに置き換えるような場合は、食事をしている時の食後に一杯コーヒーを飲むというのはOKじゃないかなと思います。
ただ注意点として、コーヒーは砂糖をできるだけ控えてアメリカンで、紅茶も同様に砂糖は控えめにして飲むようにしましょう。
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